バイク 二人乗りでの注意点【ライダー編】タンデムツーリング

タンデムツーリング 注意点 雑記

バイクで2人乗り(タンデム)を考えている方、「タンデムツーリングしようよ」って誘っている方へ

タンデムツーリングは、2人の息がぴったり合っていないと、お互い疲れるだけの楽しくないツーリングになります。

タンデムでどういった点を気を付けていけばいいのか、後ろに乗せた人に快適に楽しんでもらえるかご紹介します。

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前提

まずタンデムとは、バイクで2人乗りすることです。

タンデムは彼女や家族、友達などバイクの醍醐味を一緒に楽しめる走行方法です。しかし、楽しむ上でライダーは自分の運転技能や知識を改めて認識する必要があります。

免許取得後1年経過していること

バイクの免許を取得してから1年経過していないとタンデムはできません。

1年経過とは、普通二輪免許と大型二輪免許の取得期間を通算して1年でも良いとされています。

※高速道路は【20歳以上】かつ【大型自動二輪車免許又は普通自動二輪車免許を受けていた期間が通算3年以上】が条件となります

排気量は51cc以上

ですので原付(スクーター)は二人乗り禁止です。原付二種はタンデム走行が可能です。原付と原付二種は見た目だと違いがわからない車種もありますが、よく観察するとすれば分かります。原付二種は二人分のシートがあります(原付は一人シート)

2人乗り禁止区間は走行しない

首都高速道路の一部では、二人乗りが全面的に禁止されています。詳細は警視庁のホームページをご覧ください。

首都高速道路における自動二輪車の二人乗り規制について

後ろにのせる人に伝えること

バイクは長時間風にあたるので服装は大事です。服装については、出来ればツーリングの前日までに伝えておきましょう。

また、ヘルメットやグローブも貸せるか準備が必要なのか伝えましょう。

バイクは後ろに乗る人も安全に配慮して行動しないといけない乗り物です。

運転中に気を付けるポイントを紹介します

乗せ方

ポイント

・「乗っていいよ」って言われてから乗るように伝えます

・ライダーの左肩を左手で持ち、左足を左のステップに乗せ、右足を持ち上げる形でまたがるように伝えます

・片側に体重をかけすぎないようにして、バイクの中心に体重をかけながら乗るように伝えます

 ※シートが大きくてまたがりにくいもの(アメリカンやスクーターなど)は、先に乗せるのもOKです

降り方

ポイント

・「降りていいよ」って言われてから降りるように伝えます

・ライダーの肩を持ってステップに立ち、右足からバイクをまたぐようにして降りるように伝えます

 ※バッグなどを持っている場合は、引っ掛けたりするので注意するように伝えます

掴む場所

腰に腕をまわしてギュッと…は運転が非常に難しくなるので、やめさせたほうがいいです

肩に手を置かれるのも運転が結構しにくいのでやめさせたほうがいいです

ポイント

・バイクのグラブバーを掴むように伝える(後部シートに沿うように取り付けられた握り棒)

・バイクのベルトを掴むように伝える(グラブバーがない車両についてたりします)

・ライダーの腰、もしくは服装を掴むように伝える(ギュッとはダメ)

片手でグラブバーを掴んで、もう片方はライダーの腰を掴ませるのが一番いいかもしれません。

グラブバーだけだと急発進、腰だけだと急ブレーキ時に体を支えるのが大変です。

座り方

ライダーの動きと一体になったように動いてくれると、ライダーもバイクを操りやすくなります

一番大事なのは、ニーグリップ(シートやライダーの腰やお尻のあたりを、両膝で挟んで体を固定させる)

特にカーブのときは不必要に体を傾けないでいいようにするためにもニーグリップが重要です。

ニーグリップは必ずやり方を伝えましょう

服装

バイクに乗るのも初めてという人も多いと思います。基本的な服装すらわからないことが多いと思いますので、ふさわしい格好でバイクに乗ることを伝えましょう

ツーリングは長時間バイクにまたがりますので、女性の方であればストレッチが効いているデニムやパンツを履くように伝えましょう。スカートはやめるように必ず伝えましょう

長時間風に当たっていると寒いです。上着は必須です。歩いていてちょうどいい服装だと寒いです

ポイント

・風でばたつかないもの(長袖・ロングパンツが基本で)

・くるぶしまでの高さがある靴が理想ですが、スニーカーでも十分です

・女性の方はヘルメットに引っ掛かりやすいものはさける(髪留めや大きいピアス)

ヘルメット・グローブ

バイクは思っている以上に前方からの風が凄いため髪の乱れ方も激しいです

女性の方であれば前髪はピンで止めるかヘルメットにしまうかした方が良いです

グローブは転倒した際にアスファルトで擦りむいたりする可能性が高いので必須です

ライダーの方がヘルメットやグローブを貸せるのであれば貸して、無いのであれば持ってくるように伝えましょう

間違っても半ヘルメットはやめてください。

ヘルメットのあごひものしめ方が不明な場合は、あごひもをしめてあげましょう

ポイント

・ヘルメットは半ヘルメットは避けて安全なものを使用する

・グローブは転倒時のリスクを考え必ずつける

タンデムツーリングを楽しもう

タンデム時のライダーは自分だけではなく搭乗者の命も預かっている立場です

法律は必ず守りましょう

またライダーは急加速や急停止、すり抜けなどを避けて安全走行をしましょう

運転中もしっかりとコミュニケーションを取って、気の合ったパートナーと是非楽しんでください。

雑記
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